鍛えられた肉体美、美しく磨かれた健康美をエンターテイメントとして、より格好よく、より美しく楽しめるイベントとして開催されているSuper Body Contest。今年は全15大会を予定しており、6月20日(日)には「Super Body Contest SAITAMA 07」が埼玉会館で開催された。その中でも際立つ筋肉美を披露したのがTREND Champion of the show Men’sを受賞した岡本寛之選手。今回は、「コンテストを盛り上げることに貢献したい」と真摯に向き合う岡本選手を紹介していく。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:Super Body Contest事務局
岡本寛之
トレーニングをはじめたきっかけ
私は小学5年生の頃、肥満体型でありそれが原因で周りにからかわれていた時期があり、周りを見返す為に筋肉トレーニングを始めました。筋肉が付いて身体が変わったことで周りからの見る目が変わり、自分にも自信がつき周りと打ち解けることができました。トレーニングというものに出会えたことに感謝しております。
ボディコンテストにでたきっかけ
私の姉がテレビでベストボディジャパンという大会の報道を見て、私も出場したら良いのではと勧められ決意しました。
なぜSBCに出場したのか
今はスーパーボディコンテストに出場しており、選手が報われるコンテストにしたい、選手ファーストの団体のビジョンに感銘を受けております。正直これまでは、ただコンテストで評価されることだけが目標でしたが、今では素晴らしい仲間が集まるこのコンテストに出会えたことで、このコンテストに参加する仲間を増やして盛り上げたいという気持ちが芽生えました。ここ最近、大会に出場した私の姿を見てコンテストに参加したくなったという声を聞くことが増えてきて、コンテストに出場することでも盛り上げることに貢献できていると思うと、とても嬉しいです。
学生時代にやっていたスポーツ
陸上短距離(専門種目は100m、110mハードル)
現在の職業
財務会計の仕事、休日には副業でパーソナルトレーナーの仕事
お仕事との両立
多忙期ではトレーニング頻度を落としその分強度を上げたり、残業して一気に仕事に集中する日、さっと切り上げる日というようにメリハリを付けております。
ご家族の反応
最初は頑張り過ぎて体調を崩したりして心配をかけ、コンテスト出場を反対された時期もありましたが、今では応援していただいております。最近ではコンテスト歴も長くなり、賞を獲っても反応がいまいち薄く若干寂しいです(笑)。
普段のトレーニングメニュー
①背中、②肩・胸、③腕・下半身(脚が太くならない程度に軽く)を身体のバランスを見ながら行っております。
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
コンテストに向けては、食事内容だけを変えて普段通りです。コンテスト直前期では、高強度のランニングを入れたり、身体のキレを出す為に調子を見ながら色々と微調整をしています。
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
周りと比べてなかなか筋肉が付かなくて、トレーニングが嫌いになった時期がありました。そこであまり筋肉量にはあまり拘らず、相対的身体能力(パワーウェイトレシオ)を上げることにこだわり出したら、とてもトレーニングが面白くなり、今ではワクワクしながらトレーニングができております。
特に拘っている種目が懸垂で、片腕で懸垂を何回できるかや、体重の70%程度の重量を背負って何回懸垂ができるかという記録の更新が楽しみです。
トレーニングをしていて良かったこと
自己肯定感が上がり、仕事や私生活のやる気に繋がることがとても良かったと思います。
トレーニングでこだわっていること
体重や除脂肪体重などの数字ではなく、体重当たりのパワー(パワーウェイトレシオ)にこだわっております。下半身に関しては、筋肉量を増やすというより形を綺麗にすることを最重視し、重量には全くこだわっておりません。
食事でこだわっていること
3大栄養素は食品から摂ること、ビタミン・ミネラルに関してはサプリも使いながら、かなり多めに摂ることにこだわっております。
コンテストに出て良かったこと
同じようにトレーニングやコンテストに対してモチベーションの高い、そしてまっすぐな方々と出会えたこと、励ましてくれる仲間の素晴らしさを実感出来たことが本当に良かったと思います。
7月4日開催の「筋肉祭」でも素晴らしい結果を残されました
日本3大コンテスト(Summer Style Award、Super Body Contest、Fitness Star Japan)の共演という晴れ舞台があるということをお聞きして、私はSuper Body Contestを代表する1人として完璧な仕上がりでステージに上がろうと準備してきました。半端な仕上がりでステージに上がりたくなかったので、今回は普段やらない高強度の有酸素も取り入れて本番まで準備しました。過去最高の仕上がりで臨めたと思います。コンテストの大先輩や、普段出場するSBC以外の他団体の仲の良い方々とも再会でき素晴らしい1日になりました。
今後の大会での目標
①8月1日に行われるsuper body contest TOKYO09でサポートした選手に最高のステージングをしていただくこと。
②12月5日に行われるsuper body contest日本finalでSBC-TRENDクラスで総合championになること
その2点です。