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【マッスル】ベストボディ・ジャパンの頂点に立った男は2カ月前の那覇大会で3位だった

「ベストボディ・ジャパンで伝説を残したかったので、2部門制覇を達成できて良かったです」

総合グランプリに輝いた腹筋バキバキの前里さん ※タップして大会写真を見る

そう話すのは1113日(土)に世界初の年齢別ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』にて、ベストボディジャパン部門総合グランプリに輝いた前里明生さん。

2020年にモデルジャパン部門総合グランプリを獲得し、次なる目標としてベストボディジャパン部門総合グランプリを狙うことを宣言しており、見事有言実行してみせた。

結果だけ見れば、順風満帆にみえるが、じつは前里さんは日本大会の約2カ月前の9月21日『ベストボディ・ジャパン2021那覇大会』で総合グランプリどころか、フレッシャーズクラス(20歳~29歳)で3位と悔しい結果だった。そのときを前里さんはこのように振り返る。

「地方大会で負けてしまい心が折れそうだったんですけど、最後まで負けたくないと希望を捨てずに挑戦しようと切り替える決意をしました」

那覇大会クラス3位からの日本大会オーバーオール優勝への道のりは険しい。

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「サイズが足りないことを実感して、とにかくサイズアップを目指しました。トレーニングの重量と、食事のボリュームを増やし、ベストボディジャパン部門の基準に合わせた身体づくりを始めました」

前里さんが2020年に総合優勝したのはモデルジャパン部門という細身のクラスだったが、今回のベストボディジャパンクラスでは筋量も求められる。

「2カ月で3~4kg増やしました」

完成度の高い絞りを成し遂げつつ、体重を短期間で増やすというのは並並ならぬ努力があったことが分かる。

敗因を分析し、努力を惜しまない。それを当たり前のように語ってくれた前里さんが新たな伝説を作ってくれることを期待せずにはいられない。

(FITNESS LOVE編集部)

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