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言いたい放題!平本蓮MMAデビューヘ長谷川賢が注文&アドバイス<ロングインタビュー>

K-1甲子園優勝、19歳でゲーオ・ウィラサクレックにKO勝ち、K-1を離れ、RIZINでMMAファイターを目指す平本蓮。
その転身を図らずとも後押しすることになった長谷川賢。類まれな格闘センスを持つ平本のMMA転向に対して、このスポーツの厳しさを知り抜いている長谷川はどう思っているのか。
取材・文_高島学  撮影_木川将史

──平本選手と長谷川選手はどのようなことがきっかけで知り合ったのですか。
平本 僕がとある選手と試合をすることが決まって。その時に相手がSNSで挑発してきたときに、ハセケンさんが味方をしてくれて……。
長谷川 ソイツMMAの選手で、前にしょうもないことで絡まれたことがあって、ムカついていたんで。結果として平本君側になったみたいな感じだったんです(笑)。
平本 全然面識もなかったのですが、それでRIZINを見に行った時にハセケンさんが試合に出ていて。『あっ、あの時に味方してくれた人だ』みたいな感じで。その後、K‒1ジム総本部に僕は所属していた時に、横のGENスポーツでハセケンさんや山田崇太郎さんが練習していて。山田さんがK‒1ジムに打撃を習いに来て、山田さん経由でハセケンさんとも仲が良くなった感じです。
長谷川 まさかMMAをやることになるとは思っていなかったです。
──そもそもなぜ、MMAを戦おうと思ったのですか。
平本 2年前にゲーオ(ウィラサクレック)と戦った時に、生まれて初めて燃えたというか生きている実感がして。世界に出ていけば、熱い戦いができるのかなって。その時にキックの世界チャンピオンじゃ限界があると思ったのと、MMAのルールで一番強いヤツが本当の最強じゃないのかと興味を持ったからです。そんな時にハセケンさんがアウンラ・ンサンとミャンマーで試合をして。ンサンがミャンマーの空港に着いたときに何千人っていう人が出迎えていて。身近な人が、海外であんな凄い試合をしているのを知りました。で、自分がショボく感じたんです。
──えぇ!! それでMMAへ?
平本 アレでなんとなく思っていたことが、確信に変わりました。僕らのやっていることよりUFCの方が圧倒的に凄いですし。
──私はキックを追えていない記者ですが、K‒1の距離でやり合う方が真っ向勝負で見ている人にも強さが伝わりやすいという感覚でいます。
平本 僕はバカみたいに殴り合うのはあまり好きじゃなくて、しっかりと戦略を立てて、相手の隙をついてパンチを入れるタイプだったんです。あんな距離で殴り合うなんて、バカが多いから戦いやすかったです。
──……。なかなかキョーレツな発言なので驚いてしまいます。それにしても迷いはなかったですか。
平本 K‒1で戦っていたらスポンサーもついて良い意味で、皇治みたいなお金を持っている感じがやれていたと思います。
長谷川 ハハハハ。聞いている方が困っちゃいますよね(苦笑)。
平本 でも、それはオンブに抱っこみたいなもんで。ファイトマネーで金を稼ぐ、それが格闘家なんで。
長谷川 22歳でこれだけハッキリと発言できて。僕なんてまだMMAを始める前で柔道をやっていた頃ですよ、22歳なんて。
平本 でも武尊さんは尊敬しています。マジで強いです。
──K‒1を背負っていますね。そういう存在にはなりたくはなかったのでしょうか。
平本 全くなかったです。格闘技を盛り上げる──みたいなの嫌いなんです。自分勝手にやっているだけで。だからMMAに転向するって言った時に周囲から言われたことにも、耳を傾けてなかったので覚えてもいないです(笑)。でもK‒1を辞めるときに、ハセケンさんには一番最初に相談しました。

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