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糖質制限はしないほうがいい?【意外と知らない?食事と栄養のウソ・ホント】

糖質を摂ると「太りやすい」といったイメージから、ダイエットをしている人の中には、糖質を控えている方も多いのではないでしょうか。一方で糖質制限ダイエットをすると、リバウンドを招くなど、マイナスの声も上がっています。では、糖質制限はしないほうがいいのでしょうか。ここでは、食事や栄養にまつわる素朴な疑問に答え、よりよい食生活を送れるためのアドバイスをご紹介します。解説いただくのは、日本大学文理学部の松本恵先生です。

文:飯塚さき 監修:松本恵(日本大学文理学部 教授)

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糖質制限はしないほうがいいの?

糖質の摂取基準は、摂取エネルギー比率の50 〜60%だとされています。しかし、それはある程度の活動があることが前提です。1日に2000歩しか歩かないような人にとっては、高すぎる基準なのではないかと言われるようになってきています。そう考えると、ほとんど動かない人は、糖質の比率を40%程度に抑えたほうがよいという考え方もあります。

ただし、スタジオレッスンに通うなど、きちんと活動量を確保している人は、従来の基準で糖質を摂らなくてはなりません。糖質は身体を動かすエネルギー源なので、きちんと摂取していないと、運動中に低血糖になるなど、エネルギー不足に起因するあらゆる体の不調を招いてしまうのです。

極端に糖質を制限すると、一時的に体重は落ちますが、少ないエネルギーで身体を動かせるように身体が省エネモードになり、かえって太りやすくなってしまいます。また、女性の場合は無月経になるなど、深刻な問題につながりかねません。

入院している糖尿病患者ですら、お米は毎食150 〜200グラムなど、多いくらい出されています。ご飯を抜くということは、医療行為でも行われないのです。

もし、糖質過多になっていると自分で感じる人は、主食を抜くのではなく、まずはお菓子やジュースといったものから見直してください。どんなに動かなくても、主食が必要ない人はいません。バランスよく食べた上で、総摂取量を抑えることを考えてみましょう。

監修 松本 恵(日本大学文理学部 教授)
北海道札幌市生まれ。2004 年北海道大学大学院農学研究科応用生命科学博士課程後期終了。日本大学文理学部体育学科教授。日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士。ソチオリンピックのマルチサポート・ハウス ミール担当。

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