ボディビルの頂上決戦として日本ボディビル・女子フィジーク選手権、フィットネスNo.1を決めるグランドチャンピオンシップスの2大会が、国内におけるナチュラル最高峰の身体を決める大会だ。そこにもう一つ…。初心者の大会登竜門として2017年から全国各地で行われている『マッスルゲート』の各大会優勝者が集結する、11月27日(土)、28日(日)に新宿住友ビル三角広場にて開催となった『ゴールドジムジャパンカップ』も、大いに話題と選手を集めた。今回ここで紹介するのは、そのジャパンカップにおいて各カテゴリーとクラスにおいて優勝した、まさに‟日本チャンピオン”たちの素顔と、今大会に出るまでの苦悩や努力だ。本記事で紹介するのは、トレーニング歴31年にして本大会にて初めてクラシックフィジークに挑戦した日本ボディビル界のトップ選手だ。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真:中島康介
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ゴールドジムジャパンカップクラシックフィジーク175㎝以下級優勝・金子芳宏選手
優勝の感想
勝つ事はやって来た事が報われた証でもあるので大変嬉しいです。
ジャパンカップに出場した理由
ゴールドジムが好きなのと、クラシックフィジークに挑戦する良い機会になると思ったからです。
ジャパンカップまでの道のりには、どんなことがあったか
2021のシーズンはJBBFジャパンオープン、日本選手権、関東マスターズ40と出場してゴールドジム ジャパンカップと4戦目でした。
これまでボディビルしか出てなく、クラシックフィジークが初挑戦でしたので、バキュームが出来なかったのですが、出場を決めた20日前から本格的にバキューム練習を始めて何とか出来るようになりました。今後はバキュームの耐久力を高めるのが課題です。
競技をすることで得られた変化
競技をする事はトレーニングに対する活力になります。これは気持ちの面、肉体の充実に繋がる貴重な時間と思っています。
普段の仕事と行っている競技の両立について
競技とは全く関係ない仕事ですから大変だと思います。
トレーニング、食事に対するこだわり
トレーニングは調子の良い時ほど怪我をするので、調子に乗りすぎないようにします。また、トレーニングは積み重ねです。
食事は同じ物を同じタイミングで食べる。
今後の目標
僕の最終目標は日本ボディビル選手権でファイナリストになる事ですが、これがまた高い壁でして…。
来年はジャパンオープンでボディビル&クラシックフィジークの2冠目指します。