10月30日(土)に静岡県富士市で『マッスルゲート静岡』が行われた。この大会のエントリー総数は348名と大きな盛り上がりを見せた。新競技・ウーマンズレギンスをはじめ女性選手も多く出場し、熱戦を繰り広げた。ここでは、ウーマンズレギンス163㎝超級にて劇的、圧倒的な肉体で優勝を果たした日体大出身の女子選手に14の質問をした。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
▶インストラクターとしても日々肉体を磨く圧倒的筋肉美の姿【写真】
マッスルゲート静岡ウーマンズレギンス163㎝超級優勝・黄野春霞選手
トレーニングを始めたきっかけ
学生時代、フィットネスクラブでアルバイトを始めた際、好奇心旺盛だった私を、先輩がトレーニングに誘ってくれ、始めたのがきっかけです。
マッスルゲートに出場した理由
元々沢山大会のお誘いがありましたが、インストラクターの仕事に専念したく、お断りしておりました。しかし、ウーマンズレギンスというカテゴリーを知り、これであれば、見せ方、トレーニングなど、インストラクターとして活かすことができる、勉強になる、と思い出場を決めました。
学生時代のサークル、スポーツ歴
学生時代は日体大のバーベルクラブに所属しており、ボディービルダーやビキニのトップ選手たちに囲まれておりました。しかし、勉強のために所属させていただいておりましたので、大会には出ず、応援する側でした。
現在の職業
フィットネスインストラクター
トレーニングと仕事の両立
普段のトレーニングや勉強をアウトプットできる職場なので、両立出来ております。しかし、体を動かす仕事なので、社会人になってかなり自分のトレーニング時間を取るのが体力的にも時間的にも厳しくなりました。そのため、トレーニングのやり方を一から見直しています。
家族からの反応
夜ご飯も一緒に食べない私のために、私が何をやっているのか、きっとよく分からないまま、胸肉をいつも茹でてくれていました。(笑)でも、実は大会のYouTubeの生配信を見てくれていたようで、喜んでくれました。
普段のトレーニングメニュー
普段は脚、背中と肩、胸と三頭と三分割をして、マニアックなトレーニングよりも、基本的なお客さんにも指導出来るようなトレーニングを丁寧にやる様に意識しています。
減量時のトレーニングメニュー
見られる背中と肩、またレギンスを着た上でもメリハリをつけられる様にお尻を強化的に行いました。メニューはほとんど変えませんでしたが、大会出場を決めたのをきっかけに、より意識の仕方などを研究したり学びました。
トレーニングをしていて辛かったことと、それを乗り越えた方法
元々楽しくやっているので、あまり辛いと感じたことはありません。しかし、きついと思えるくらいこれからは追い込めるようにもっともっと頑張ります!(笑)
トレーニングをしていて良かったこと
仕事柄、お客様から、私の様になりたいと沢山言っていただけるようになり、私の強みとなり、やりがいを感じています。
トレーニングのこだわり
部分的なトレーニングだけでなく、インストラクターとして、身体の連動性を高めるトレーニングや、腹圧をしっかり入れられる様に立ち種目を多く取り入れています。
食事のこだわり
食事はいかに一日の量を減らさずに、そして楽しみながらコントロール出来るかを考えています。そのため、糖質不足になったり、大きなストレスを感じることなく、大会を迎えられました。
大会に出場して良かったこと
トレーニングに関して様々な目標ができ、大会に出ると決めたことによって、トレーニングや、普段の生活が充実しました。また大会に出て、そこで様々な選手とお話し出来たことによって、トレーニングや食事に関して色々学んだり、情報共有ができ、とても貴重な機会でした。
今後の目標
注目選手となれるように、また優勝目指して頑張ります!