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66kg級の体重で、スクワット310.5kgを挙げる全日本パワー5回優勝に輝いた男

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の合計挙上重量で競うパワーリフティング競技。近年、東京都パワーリフティング協会は、競技人口を増している。今回は、世界男子パワーリフティング選手権大会3位、全日本男子パワーリフティング選手権5回優勝の日本屈指のパワーリフター、佐竹優典選手に12の質問をした。

取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:佐竹優典 取材協力:東京都パワーリフティング協会

▶【画像】佐竹選手のスクワット

トレーニングをはじめたきっかけ

高校に進学した際に、パワーリフティング部があることを知って体験入部に行き、そこでパワーリフティング部の先輩方におだてられて入部したのがきっかけです。

パワーリフティングをはじめたきっかけ

入部したパワーリフティング部でみんな試合に出ていたので流れで出場しました。

パワーリフティング競技・ベンチプレスの公式記録(ノーギアorフルギアもお答えください)

66kg級でノーギアはスクワット235kg、ベンチプレス152.5kg、デッドリフト252.5kg。
フルギアはスクワット310.5kg、ベンチプレス205kg(シングルベンチは217.5kg)、デッドリフトは270kgです。

初めてのBIG3の記録(何年前かもお答えください)

9年前で、スクワット110kg、ベンチプレス60kg、デッドリフト140kgでした。
トレーニングを始めて2ヶ月の高校大会がデビュー戦でした。当時は59kg級でした。

学生時代にやっていたスポーツ

小中学生のときは野球をやっていました。高校大学はパワーリフティング部です。

現在の職業

会社員です。

競技していることに対するご家族の反応

怪我は気をつけてね、という感じでした。今でもそんな感じです。

普段の練習メニュー

平日は24時間ジムでスクワットとベンチプレス、補助種目を軽めで行います。軽くする代わりにスクワットはボトムで止めたり、ベンチプレスは手幅を変えたりバリエーションをつけて練習します。休日はパワーリフティングジムで3種目とも試合形式で一発のセットを行った後に、重量を下げて複数セット行います。各種目とも5〜10セットほど行いますが、重量・レップ数・セット数はその日の調子によって変動させています。

パワーリフティング競技において苦労したこととそれを乗り越えた方法

苦労したこととしては、世界大会でライバルを意識するあまり空回りしてしまい、大幅に自己ベストを下回ったことがありました。その時に、相手のことを気にするのではなく自分のパフォーマンスを高めていくことに集中することが大切だと学びました。それ以降の大会では大きく崩れることはなくなりました。

ケガとの向き合い方

大きな怪我はしたことがないですが、どこかに痛みがある際は原因がどこにあるかを探ります。その際はフォームの改善であったりボリュームを調整します。

パワーリフティングをしていて良かったこと

どうやったらもっと重たいものが挙がるようになるかずっと考えていたことから、何事もPDCAサイクルを回して考える癖がついたことは競技以外にも活きていると思います。

今後の大会での目標

世界選手権とワールドゲームズの優勝!

▶【画像】佐竹選手のスクワット

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