10月30日(日)、静岡・富士市でマッスルゲート静岡大会開催され、約350名の選手がエントリーし大いに盛り上がりを見せた。今年から新設された「ウーマンズレギンス」カテゴリーは、大会を重ねる毎に出場選手数が増え早くも注目カテゴリーとなっている。そのウーマンズレギンスカテゴリーで今大会、50歳以下の部で優勝したのが川村美保子選手。「私にはコンテスト出場は絶対無理だ」と思っていたコンテスト出場だったが、ボディビルダーからの一言で目標として掲げ、トレーニングに励んだ結果見事カテゴリー優勝を果たした。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真:中島康介
マッスルゲート静岡大会 ウーマンズレギンス50歳以下の部優勝 川村美保子選手
トレーニングをはじめたきっかけ
もともとはスタジオレッスン中心でしたが、フリーウエイトエリアでトレーニングしているトレーニーさんたちがかっこよくて、自分もバーベルやダンベルを使ってトレーニングしてみたいと思うようになりました。それまでは筋トレすれば筋肉は自然とつくものだと思っていたのですが、筋肉をつけることの難しさとトレーニングの奥深さを知りどんどんハマっていきました。
なぜマッスルゲートに出場したのか
はじめてボディコンテストを観戦したのが2020年のゴールドジムジャパンカップでした。間近で観る選手の皆さんの美しさやカッコいい身体をみて「私にはコンテスト出場は絶対無理だ」と、トレーニングしてコンテストに出るという選択肢はその時に私のなかで排除しました。それが、今年の夏ごろにジムで憧れているボディビルダーさんに声をかけていただいたときに「コンテスト出場目指しているのか」と聴かれ「どうせやるならしっかり目標をもって取り組んだ方がいい」とアドバイスされ、その言葉が私のなかに残り、次第にコンテスト出場を意識するようになりました。どうせ出場するなら、いつもお世話になっているゴールドジムさんのコンテストに出たかったのと、あの時にコンテスト出場をあきらめたジャパンカップの舞台に1年後に私も立てたら人生面白いだろうなと思って出場を決めました。
学生時代にやっていたスポーツ
帰宅部
現在の職業
医療機器メーカー
お仕事との両立
自宅、職場の両方、近くにゴールドジムがあるのでどちらにでも通えるようにしています。仕事の日でも、休みの日でもストレスなくジムに行ける環境をつくってます。
ご家族の反応
特に反応はなく、自由にやらせてもらってます。
普段のトレーニングメニュー
胸、背中、肩、脚の4分割を週5でローテーション
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
胸、背中、肩、脚の4分割に腹筋、有酸素、ストレッチ、ポージング練習を加えて週6でローテーション
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
トレーニングをしていてつらかったことは特にないです。逆に故障などでトレーニングをお休みしなくてはならないことのほうが辛かったです。
トレーニングをしていて良かったこと
気持ちの切り替えが早くなり、仕事でもプライベートでもストレスと感じることが少なくなりました。何よりも身体が変化していくことが楽しいです。
コンテストに出て良かったこと
トレーニングへの意識が変わり、日々のトレーニングがより楽しくなりました。あと、出場を目指すことでいろんな方から応援していただいたり、励ましていただいたりしてとてもパワーをいただけました。人とのつながりや温かさ、応援の力の大きさを感じることができましたし、新しいご縁もたくさん生まれました。勇気をだして出場してよかったです。
今後の大会での目標
今後の出場については検討中です。今回の大会出場で課題がたくさん見つかりましたので、まずはその課題に向かってしっかり身体づくりできるようトレーニングに励みます。