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6.13RIZIN直前!石渡伸太郎×上田将勝対談。バンタム級GPで強敵・井上直樹との対戦に「自信がある。試合を見てくれ」

かつて石渡伸太郎と引退した上田将勝が中心となり、精鋭メンバーが集まった『チーム漢気』。2人はアマチュア時代の2度の対戦を経て友情を結び、練習をともにする間柄となった。バンタム級GPで1年5ヵ月ぶりの試合となる石渡はいきなり強敵・井上直樹と対戦。上田が厚い信頼からのエールを送る。

取材・文:長谷川亮 撮影:木川将史

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──2018年5月の試合で引退をした上田さんですが現在も指導をされているそうですね。
上田 軽く週2回やってるだけで自分の練習はもうしてません(微笑)。
──まずそもそものお二人の関係からお願いします。
石渡 僕のアマチュアの栄光を全て阻んだのが上田さんです(笑)。
上田 初めてやったのは八景フリーファイトっていうアマチュア修斗の大会で、情報屋みたいな人がいてその人に聞いたら「パンチを振り回してすごいヤバい奴」って言われて、これはヤバいから絶対テイクダウンしようと思って試合したのを覚えてます(笑)。
石渡 パンチは当てられず、タックルを切った時にヘッドギアがズレて目に掛かったんです。それでそのままスピニングチョークを取られて、〝いやいやいや〟と思ってるうちに気がついたら落ちてました(苦笑)。そのあと全日本アマチュア修斗の決勝でもやったんですけど、もう塩漬けにされました(苦笑)。近づいたらすぐ組まれて倒されて。
上田 パンチが怖かったので、テイクダウンして押さえて何とか勝とうと思ってやりました。
石渡 終わって上田さんが「またやろう」って言ったんですけど〝2度とやるか〟って思いました(笑)。
上田 僕がその後階級を落としちゃったので会場で会った時に謝ったら、それを言われました(笑)。
石渡 でも、それから会えば挨拶する仲になりました。

石渡伸太郎×上田将勝

──練習はいつからするようになったのですか?
上田 石渡くんの堀口戦(13年6月)の前ぐらいだったと思います。
石渡 当時上田さんとアイアンさん(中村〝アイアン〟浩士)がペアみたいな感じでやってて、僕も神酒龍一とペアみたいな感じでやっていて、階級も近いしそれだったらみんなでチームを組んだ方がいいんじゃないかと思って僕がナンパしたんです。飲んだ時にその話をして、漢気じゃんけんをしたので、名前も『チーム漢気』でいいんじゃないかって。僕が負けて払ったんですけど(笑)。
──そんな風にして始まった漢気はいろんな選手を集めていましたね。
石渡 それから中野のゴールドジムで練習するようになって一緒に考えながら練習してたんですけど〝やっぱり監督してくれる人が必要だね〟っていうことで、植松(直哉)さんはどうかな?ってアイデアが出たので植松さんにお願いしました。
上田 頑張れる練習環境を石渡くんが作ってくれるので、〝付いていこう〟と思ってずっと付いていきました。すごく充実した、強くなれた時間だったなって思います。寄せ集めの仲間じゃなく〝チーム〟としてやっていたので、よかったと思います。
石渡 メンバーも最初の4人から結構いっぱい増えて、10何人になっていいメンツが揃ってました。宇野さんとか所さんもいたし、堀口くんも一瞬来たし、田村一聖さん、吉田善行さん、徳留くん、松本(光史)さん、釜谷真、中村K太郎、思い出せないぐらいいっぱいいて、練習は植松さんの他に新井さんっていう打撃コーチの人にも来てもらって週に4回ぐらいやってました。
──お互いセコンドに付いたりは?
上田 セコンドにはコーチが付いていました。
石渡 要は友だちが付くんじゃなくコーチが付かないとダメだっていうことで、アメリカに行って〝選手だけでやってるのじゃダメだ〟って思って漢気を作ったんです。
──なるほど、仲間同士でなあなあになってしまいがちなところをコーチ制を導入したと。練習でいえば上田さんは現役時代によく映像を撮っていたことが思い出されます。
上田 よく撮って見直してました。上手くいった時に何で上手くいったのか、ダメだった時に何でダメか、それをチェックしてました。
石渡 上田さんが三脚で撮って、それをみんなに配ってくれるんです。
上田 DVDに焼き増しして、喜ぶかなと思ってみんなに配ってました。
石渡 すいません、たまにしか見返していませんでした(苦笑)。でもいまだにビデオの中に残してます。
上田 膨大になるんですけど、ブルーレイに入れて全部取ってあって、今も植松さんのテクニックとか指導の前に見直したりしています。
石渡 当時はあまり見返さなくてたまにだったんですけど、今は逆にちゃんと見返してます。ユーチューブを始めてから動画を撮るクセがついて、1週間のまとめを自分で作るようになって、それを見て今週の反省と来週の目標を作るようにすると頭の中がすごい整理されて、今はすごくいいなと思ってます。それを上田さんはずっとやってたんだなって。まとめを作ることで自分の中で上積みされていっている感じがします。

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