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6.13RIZIN直前!石渡伸太郎×上田将勝対談。バンタム級GPで強敵・井上直樹との対戦に「自信がある。試合を見てくれ」

──強いのは強いけど、そんなに言われているほどではない?
石渡 結局自分が扇久保戦でああいうパフォーマンスで、しょうもない負け方をしたから弱いと思われてもしょうがないですけど、今回それを晴らしてやります。
──不利予想の原因を作ってしまった自分に腹の立つところがあると。
石渡 そうですね。だからあんまり聞かないでくれ、もう〝試合を見てくれ〟って思っちゃいます(笑)。
──上田さんは40歳で引退しましたが、石渡選手は現在36歳。その歳までできそうですか?
石渡 今回のパフォーマンス次第では40歳までやれるかもしれないです。だから本当に今回だと思います。
上田 自分は怪我でできなくなっていって、試合に挑むまでが本当に大変だったので、怪我だけは気をつけて頑張ってほしいです。
──上田さんは練習のやり過ぎで怪我などが多かったのでしょうか。
上田 いつも石渡くんに止められて、そうしたらやめる感じでした。
石渡「やり過ぎですよ」ってよく言ってました(笑)。それでもちょっと控えめになるだけでやめてなかったですね(苦笑)。上田さんの練習量が半分だったら、今もたぶんまだやれてます。
──練習のし過ぎだったと。でも、だからこそ試合から懸命さがにじみ出る上田将勝だったのだと思います。
石渡 はい、それが試合にも気持ちの部分で出ていましたからね。今回試合が決まってバーッて練習量を上げたんです。そうしたら動画を見返しても上手くいってなくて、やっぱりやり過ぎだし、いつも自分で上田さんに言っていたんだから、もう1回冷静にならないとなって。
──あまりやり過ぎてコンディションを崩してもパフォーマンスを落としてしまうのですね。
石渡 結局何をしたかは問題じゃなくて、当日どうあるか、どう振る舞うかしかないじゃないですか。それが全てなのに〝練習してきたから大丈夫〟みたいな訳の分からない根拠は要らない訳で。感情が入ってくるから上手く抜き差ししないといけないんですけど、そういう意味で動画は役に立ってます。
上田 たしかに人を見てると〝ちょっとやり過ぎだな〟って思うことがありますね。
石渡 客観視してくれる人がいるっていうのは大事だと思います。
──それでは最後に試合へのエールと意気込みをお願いします。
上田 現役時代に練習していた石渡くんの実力は分かっていて強いのは間違いないので、その力を発揮できるように調整してやってほしいです。そうすれば絶対勝てると思います。
石渡 自分も万全であれば負けない相手だと思ってます。自信があるし、だからコンディションですね。


Masakatsu Ueda
1977年12月21日、京都府出身
身長172㎝
ONE FCバンタム級グランプリ優勝
第5代修斗世界フェザー級王者


Shintaro Ishiwatari
1985年2月21日、大阪府出身
身長169㎝、体重61.0kg
第2代バンタム級・キング・オブ・パンクラス
CAVE所属

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