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減量したい人必読!話題の「HIIT」

HIITのやり方

HIITはインターバルトレーニングの一種だ。インターバルトレーニングとは、制限時間内に最大出力を続けたあとクールダウンのための運動をそのまま継続する。これを交互に繰り返すトレーニング法のことである。クールダウンのための運動は種目を変えてもいいし、強度を落としただけで同じ動作を行ってもかまわない。あるいは、クールダウンの時間は何も行わずにじっとしていてもいい。

一般的には全力を出し切る動作を30秒間続けたら、クールダウンの時間を60秒設け、再び全力で30秒間、クールダウンを60秒間……というように行っていく。あるいは、スピードプレイ(またはファートレックトレーニング)と呼ばれるインターバルトレーニングでは、決められた距離を異なるスピードで走る。ただし、スピードプレイは全体で45分間も続くため、たとえ断続的であるとはいっても全力を出すことは難しい。

タバタ社が考案したHIITでは全体を4分間と定め、この中で最大強度の運動を20秒間、休息時間を10秒間として、これを8回繰り返す構成になっている。行う運動は、例えば自重を使ったトレーニングでもいいし、バイク、クロストレーナー、トレッドミルでも構わない。

ただし、トレッドミルだと全力で20秒間走ったあと、マシンからすぐに飛び降りなくてはならず、10秒間の休息のあとにマシンに再度飛び乗ることになるので危険が伴うことになる。このタバタ式を参考にして、ぜひHIITに挑戦してみてほしい。週に2〜4回の頻度でHIITトレーニングを行うと明らかに体つきが変化していくのを実感することができるはずだ。

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HIITは誰にでも行える?

いかにも効果的なHIITだが、誰にとっても効果的なのだろうかか。体脂肪減量を目的としている人なら、おそらく長時間の低強度有酸素運動を行っているだろうが、もし、もっと確実な結果を、しかも短期間で得たいというのであればHIITのほうが効果は上がるはずだ。ただし、運動歴のない人がいきなり減量目的でHIITを行うと、全力を出し切る際にケガをする危険性が高まる。特に病後の人、肥満の人にはHIITは推奨できない。まずは基礎的な体力をつくり上げてから挑戦しよう。

 

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