初心者の登竜門として2017年から全国各地で行われている『マッスルゲート』の各地方大会の上位入賞者たちが集結する『ゴールドジムジャパンカップ』が、2021年11月27日(土)、28日(日)と2日間にわたり開催された。ビキニ35歳未満163㎝超級に出場した山本真由選手は4位という結果に。過去には靭帯完全断裂をしたこともあり、競技人生を諦めかけたときもあったが、現在も目標を高く持ち挑戦し続ける山本選手にお話しを聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真:中島康介
山本真由選手
トレーニングをはじめたきっかけは?
大学までサッカーをやってました。ケガをしていたということもあり、サッカーを引退をして身体を動かさなくなってから体調が優れなくなり、身体を動かしたいと思いジムに通い始めました。そのジムで出会ったトレーナーさんに大会へ誘っていただき、意識するように。そこから本格的にトレーニングに取り組むようになりました。
なぜゴールドジムJAPAN CUPに出場したのですか?
当初、予定されていた開催が「12月5日」の私の誕生日であり、この日に大会に出られるって幸せなことだと思い、JAPAN CUPへの出場を予定していました。日程変更となり正直出場するか迷いましたが、今後のためにステージの場数を踏みたいと思い、出場を決めました。
現在のご職業
IT企業の採用広報、子会社にてカードセキュリティコンサルタント。
トレーニングメニュー
コーチにいただいているメニューを行っています。
トレーニングをしていて辛かったこととそれを乗り越えた方法
2020年に大会出場を目標にトレーニングしており、2020年のJAPAN CUPへの出場を考えていました。しかし、ずっと大学時代に負ったケガの痛みに悩まされ、ヒールを1時間履いていることもできず病院に行くと、「前距腓靭帯完全断裂」(前距腓靭帯:足関節の外側に付着する靭帯)との診断を受けました。正直頭が真っ白になりましたし、競技に挑戦することを諦めなければならないのかとも思い、たくさん泣きました。
それを乗り越えられたのはさまざまな治療法を提案してくださった担当医の方、リハビリで向き合ってくださった理学療法士さんのおかげかと思います。今はほぼ痛みなくトレーニングできていますが、これは、本野コーチのタイプ別筋膜連鎖に出会い、正しい重心位置や身体の使い方ができているからだと思います。
トレーニングをしていて良かったこと
社交性がなくネガティブ思考でしたが、ポジティブになったと感じています。
食事でこだわっていること
1日30品目摂ること。
大会に出場してよかったこと
今の私の実力を認識することができました。
2022年の大会目標
今の私からしたら大きすぎる夢なので今はまだ公表できません。